MMS（モービル・マッピングシステム）は、車両にGPS,レーザースキャナ、カメラを搭載し走行しながら道路・構造物・付属物など道路周辺地物の３次元データを効率よく正確で精密に取得できます。また、現地作業時間を短縮できコストの削減にも有効です。そして、レーザースキャナで取得した３次元データとカメラの画像から、縮尺１/５００精度の道路地図を作成できます。

　また、カメラ画像をパソコン画面上で画像ビューワとして見ることができ、現地に赴かなくても道路や周辺地物の状況を把握でき、計測（道路幅員やガードレール等の延長、構造物の高さ等）も可能です。

３次元データーによる道路台帳、インフラの維持管理システム

MMS（モービルマッピングシステム）で取得した、道路内の白線など路面の表示や道路付属物（マンホール、電柱、ガードレール、道路標識、照明、遮音壁、看板、植栽帯等々）を３次元点群データと画像から座標を取り付けて、正確な位置情報を取得します。

カメラの静止画像や画像ビューワで道路や道路付属物の現状の確認もパソコン画面上で把握することができ、道路台帳やインフラの維持管理のためのシステム構築に活用できます。